2020年

やる気スイッチファームの現在とこれから

やる気スイッチファームの現在とこれから

千葉県茂原市の「わ~くはぴねす農園・茂原第2農場」にやる気スイッチファームが誕生してから、昨年秋でまる2年。

 

 

「野菜作りを通してスタッフのやる気を引き出し、 健常者と障がい者スタッフが一体となって、 一人一人が責任感を持ち、 楽しく生き生きと社会参加できる環境づくり」をミッションに掲げるやる気スイッチファームは、グループの社会貢献活動の柱の一つとなっています。2018年の出荷数2,360セットから、2019年は3,796セットと1.6倍に増えています。

このやる気スイッチファームはやる気の科学研究所が管理し、収穫した野菜は本社スタッフや来社されたお客様に配布され、好評を博しています。

 

 

最初は更地からスタートしたやる気スイッチファーム。最初のペット(畑)作り、種まき、収穫、水洗い、出荷、畑の整備という流れの中で、作物の成長の観察や作業の工夫などを学んできました。

「農場長はそれぞれ3名のスタッフを担当しておりますが、皆一人ひとり育った環境や個性が違うため対応に戸惑ったこともありました。スタッフは農園での作業を通じて人間的にも能力も成長が見られるようになりました。中でも知的な障害を持ったスタッフは特に成長がみられましたね。」と農場長の藤江さん。

 

先ごろ、農園での仕事を通じて自分に自信をつけ、自ら就職活動をして転職先を見つけたスタッフも誕生したという報告も受けています。

 

ファーム3年目の目標は、やる気スイッチグループの社員や子どもたちにファームに来てもらうこと。

農場長の皆さんは、社員の家族や生徒の皆さんを招いて、農作業や収穫体験なども企画したいと考えているようです。また、環境が整えば、現在本社のみに送っている作物を全国各地の教室などにも送りたい等、今後の活動についていろいろな構想を膨らませています。

 

やる気スイッチグループの生徒さんに対しては、ファームでの経験を通じて「食」の大切さを感じることが出来ますので是非参加できる仕組みを作っていきたいと考えています。また社員としては、やる気スイッチグループで「宝石をみつけ」「目に見えない階段」を設定することで自信を持って生き抜く力を持つ事を体現出来る環境を作ってまいります。

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