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「とことん考える」ことが出来る環境で「のめり込む」!ベンダー側からの挑戦!
中島 涼子
Ryoko Nakajima-
ブランディング本部 マーケティング部 部長代理
2018年7月入社
中島 涼子
Ryoko Nakajima
ブランディング本部 マーケティング部 部長代理
2018年7月入社
現在、マーケティング担当者として業務を行っていますが、今までどんなキャリアを歩まれてきたのでしょうか?
元々は、クレジットカード会社の一般職として社会人がスタートしていますので、社会人スタート当時から「マーケティング」に携わっていたわけではありません。 私が社会人になった当時は、今後CGクリエイターが100万人不足するといわれている時代でした。 「それに挑戦してみよう!」と思い立ち、働きながら専門学校に通い卒業後にフリーランスとなりました。主な仕事として、3Dモデリング、サイトのデザインやコーディング、カタログ作成などを行いました。仕事を取ってきて、制作し、費用を回収することまで一人で行うフリーランスの仕事をどうやるかは誰も教えてくれませんでしたが、試行錯誤でなんとか3年ほど続けることができました。そこで1人で営業し働いて稼ぐコツみたいなものをつかむことができました。
3年間仕事を続けて、フリーランスとしての身の振り方を理解してきた頃、26歳くらいと若かったのでフリーランスとして経験を積むよりも、まだ経験してないことを勉強すべきだと感じていました。フリーランスでは培うことが難しかった「組織で動く力」を若いうちに経験したいと思い元々興味があった広告代理店へ入社しました。 電通グループで、営業部に配属され主に4マス媒体の買い付けや制作進行や戦略プランニングなどを担当しました。 1990年代の終わりころには、ネットが徐々に台頭しつつあり、今後主力メディアになるといわれていました。今までのスキル以外に、今後の展望を見据えて新しい経験を積むことが必要と感じ、6年間勤務していた広告代理店からデジタルマーケティングの会社に転職しました。
約13年ほど、デジタルマーケティングの会社でコンサルタントの仕事をしてきました。 お客様から課題をヒアリングして解決する仕事です。インターネットを使ったソリューションの提供、口コミを広げる口コミプロモーションの実施、ECサイトの制作など、1からソリューションを作って提案する仕事をしてきました。 代理店で約6年、コンサルタントとして約13年近く仕事をしてきましたので、説得力と交渉力は身についたと感じています。また、プランニングの経験がある営業担当者は市場として多くないと思いますので、プランナーとしての経験は転職では武器の1つになりましたね。さらに営業やコンサルタントという仕事は実績の数字が言いやすい職務ですので、実績を上げる、数字で成果を語るという点は常に意識してきました。
営業担当としてお客様(クライアント様)を相手に仕事されてきたわけですが、なぜ20年近くも続けてこられたのでしょうか?
本当に営業が好きで、ずっと営業マンとして仕事をし続けたい!とは思っていませんでした。 が、ここまで長く続けてこれたのは、人に恵まれたからだと思います。その人たちのおかげで、楽しいと思える瞬間をたくさん経験することができました。お客様やスタッフなど、自分の周りがどんな人なのかは仕事をやる上でとても大きな要因だと思います。
ちなみにそれは”どんな人”でしょうか?
発想が柔軟な人と出会うとワクワクしますね。 営業担当者の中には、「お客様(クライアント様)から言われたからこの提案でいいじゃん、利益もあるし。」という方も時々いると思いますが、、、そうではなくて、人の動かし方、常識を覆すような戦略、素晴らしいコピーワークなど自分では考えつかない発想で提案を行い、実行する人は本当に魅力的です。 電通グループに在籍していた際に、世界的規模の企業の社長様とお仕事をして提案する機会がありました。そういう企業のTOPに立つ方は我々への気配りや対応だけでなく、発想力もあり刺激的で本当に勉強になることばかりの連続でしたね。大変な部分は多々ありましたが、今でもとてもよい思い出になっています。
この経験の中で、転職をしようと思ったきっかけは何ですか?
2つ理由があります。 1つは、フリーランス時代からずっとベンダー側でしたので、次のキャリアとしては事業会社側(広告主側)になりたいと思っていたことです。 もう1つは、ワークライフバランスを見直そうと思ったことです。 子どもが1人いるのですが、子どもが幼少期の時の働き方と、子どもが大きくなってきた今では働き方は常に変化していきます。子供はもう中学生になりましたが、難しい思春期の時にこそ、なるべき向き合う時間が欲しいと思い、昼夜問わずしていた仕事のスタイルを変えて、仕事のメリハリがもてる環境にしたいと思いました。
事業会社側(広告主側)になりたいと考える理由は何ですか?
一番はどのぐらい「のめり込める」かです。ベンダー側にいた際も、もちろんクライアントをできるだけ支援したいと一生懸命やっていましたが、それでもいろんな業種のクライアントを複数抱えなければならないので、限界がありました。一方、事業主側は、自分の会社のことをひたすら考えることができるので、何に関しても「とことんやる」のが好きな性格の私には、それができる環境はとても居心地がよく、ベンダー側にいた時になんとなく感じていた、歯がゆさが、事業会社側にきて一気に解消されました。
様々な業界のお客様(クライアント様)とお付き合いがあると思いますので、転職の際に選択肢はいくつも検討されたかと思います。 改めてやる気スイッチグループを選択した理由は何ですか?
「とことん考える」には、興味関心がある分野である必要があると思いました。 子供が生まれてからは、「教育」について考える機会が増え、それに比例してその分野に関する知識量がとても増え、気づいたらママ友の中でやたらと教育業界にすごく詳しい人になっていました(笑)。なので「子供の教育」は転職で業界を選ぶ際の大きなキーワードとなりました。 この分野で求人を探している際に、自分の子供が夏休みに利用していた英語で預かる学童「KidsDuo」を運営している、やる気スイッチグループの求人を見つけて興味をもちました。
理念や今まで会社がやってきたこと、これから目指そうとしていることを記事で読み「ここで働きたい」と思い、応募しました。
改めてやる気スイッチグループでの職務内容を教えてください。
私の部署は「問い合わせを増やす」ことがミッションです。
ブランド認知を上げる、興味を喚起する、そして問い合わせにつなげる、ということを7ブランドにわたって戦略をたて実行しています。
扱う媒体も、テレビCMからちらし、WEB広告と多岐にわたり、それらの結果がどうだったのかを分析していくのも重要な仕事です。 また、今まで持っている知見も活かし、デジタルマーケティングを今まで以上に注力して行っています。MAやBIの導入や、LPのABテスト、メールマーケティングなど、今まで手を付けられなかった部分にもメスをいれ、細かい粒度で実行しています。
やる気スイッチグループのマーケティング部として、この仕事の面白みは何ですか?
我々の部署の目的は問い合わせ数を増やすことです。そのために、オンライン、オフラインなど全ての手法において、「この施策なら数字として反映される!結果を出せる!」というものを探して、自分で見つけて会社に提案することが出来ます。自分のやりたいことが出来るという環境ですのでこの仕事は面白いですよ。
その中でもやる気スイッチグループは、その人次第でチャンスがつかめる会社であると感じています。提案することをよしとする、受け入れる土壌のある会社であることは間違いないと思っていますね。
提案する際は、施策に対してしっかりとロジック組んで、ビジネスとしてこうした方がいいというメリットを様々な部署と話をした上で、合理的にやめた方がいいのか、進めた方がいいのかは冷静に判断をしています。 事業部とは月2回定例会を実施しています。課題発見、施策検討、意見交換など情報収集する場で、効率よくPDCAを回せるようチームで日々奮闘しています。
現在、中島さんが所属する課はどんなチームですか?
私と男性社員の2名で構成されています。みんなで情報交換をよくしていますよ。興味をもって楽しんでいるという感覚でしょうか。新しいアイディアを出し合い、どうしたら実行できるかをいつもみんなで考えています。
この環境や考え方が好きな方は一緒に働きたいですしその方自身も楽しめると思います。
デジタルの世界や領域はどんどん変化しています。勉強は本当に大変です。実際私と男性社員は、勉強して入手した情報をよく話します。いろんな新しいことを勉強したい人と一緒に働きたいですね。またマーケティング部署の観点では、数字志向の人・数字で話が出来ることもポイントかなと思います。
今後やる気スイッチグループで成し遂げたいことは何ですか?
我々の理念は、子ども達にはそれぞれが必ず宝石(長所)を持っていて、夢や目標を叶えるための見えない階段を上り、「自分力」を磨くことで社会に出てからも活躍が出来る人に成長してもらいたいというものです。理念に基づいて現在7つのブランドが展開されています。
それぞれのブランドバリューをもっと世の中に知ってもらうだけではなく、やる気スイッチとしてブランドシナジーをより生めるようなスキームを提供し、もっと多くの子供たちの「宝石」探しのお手伝いができればと思っています。